抗インフルエンザ薬のひとつ、リレンザでおなじみのグラクソMRさんに講義していただきました。
まずはインフルエンザの種類について
A型:人を含め多くの動物に感染する。多くの亜型に分かれる。
B型:主に人に感染する。亜型はない。
簡単に言うと、新型やら耐性やらで何かと話題になっているのはA型の方なんです。

続いて、今年脚光を浴びることとなってしまった新型インフルエンザについて…
現在の動向として、残念なことに終息の傾向には未だ至ってないのが現状のようです。
…が!病原性は低いとされているのです。
では、どのようにしてこんな新たな株ができてしまうのか?
それは、遺伝子交雑というものによります。
インフルエンザに感染しやすい媒体(今回の新型の場合、当初ブタインフルエンザと言われていたことからも分かると思いますが、ブタです。)が、不運なことに2種類の既存のインフルエンザウイルスに感染してしまった場合に起こります。
2種のウイルスが同じ細胞に感染すると、ウイルスが体内でシャッフルされてしまい、その組み合わせによっては、今までにはない型のものができあがってしまうという仕組みなんです。

新型インフルエンザの特徴として
・30歳代以上は明らかに感染しづらい。
・季節性インフルエンザより明らかに死亡率は低い。
・潜伏期は1〜7日(季節性より長い)
・感染可能期間…発症1日前から発症後5〜7日程度。
ただし、これはあくまで研修を受けた時点での特徴。状況は目まぐるしく変わっていくので、違ってきてしまうこともありえます。ご了承ください。
次に、今回お世話になったGSKさんの抗インフルエンザ薬、リレンザについて

・内服と異なり、直接インフルエンザウイルスの増殖部位である気道に入るので、効果の立ち上がりが早い
・全身性の副作用が少ない
・B型インフルエンザにも著効
・耐性ウイルスはほとんど見られない
新型インフルエンザもきちんと治療薬が用意されていますから、恐れる必要はありませ
ん!ただし、しっかりと治療のルールを守ってくださいね。
・決められた量をしっかり守る(リレンザの場合、1日2回・1回2吸入です!)
・熱などの症状が軽快しても、指示された日数分は残さず続ける(たいてい5日間)
・念のため、服用中は家族の方が見守ってあげること





