新人研修ははじまっています!!

はじめまして(*^_^*)新人薬剤師の宮嶋です。


4月8日(水)に新人研修の第
1回が行われました。
入社して約2週間がたち、新人それぞれ各店舗に配属されて、研修を始めています。

みんな自分の店舗のことや、自分の仕事ぶり、などについて、お昼ごはんを食べながら、思い思いに話します。同期で情報交換できる良い機会です
(*^^*)

第一回新人研修担当は、三木さん。

ほんわか、かわいらしい雰囲気がみんなから大人気☆(特に新人男子薬剤師はやられてます 笑)でもそこは、2年目の先輩薬剤師さん。まとまった資料を用いて、講義がはじめられました。




テーマは、
風邪薬・一般的な外用薬(塗布薬・坐薬)アトピー性皮膚炎の病態と治療、と初回から盛りだくさん(>_<)

まず、風邪薬、について
風邪の原因となるのは80%(!)以上がウイルスによるものなんです。ですから主な原因のウイルスに対する治療を行えばいいということになりますが、ウイルスを特定することは難しく、ウイルスの培養をしても結果がわかるころには、病気も治っていたりで、そのような治療はほとんど行われていません。多くのケースは、仕方なく対症療法となります。

風邪をひいたら大抵抗生物質が処方されますが、抗生物質は風邪の原因となるウイルスをやっつけるためではなく、風邪による二次感染を防ぐために出されているのです。(ちなみに抗生物質はウイルスには無効)
そしてその抗生物質も、人によって、処方されている薬が違ったりして、新人薬剤師としては傾向が掴めません(_;)
薬局においてある抗生物質もいっぱいあって、どうも抗生物質は苦手です。

また、抗生剤については、6月頃、メーカーさんによる新人研修があるので、それまでに質問をいっぱい考えとこっと!


みなさんどうして風邪をひくと薬がたくさん処方されるんだと思いますか?

風邪と言っても人によって症状は様々で、それぞれの症状を考えたお薬が処方されるからなんです。

咳止め、痰切り、解熱・鎮痛薬、腫れ止め…、その多くの症状をひとつの薬で解決できるのが、総合感冒薬です。(
PL顆粒やSG顆粒がこれです。)

感冒とは、風邪のことです。でも、この、かんぼう、という言葉、「感冒」、と、「寒冒」ふたつの漢字であらわされることがあり、

感冒…ウイルスによるもの

寒冒…温度差によるもの


だそうです。

新人薬剤師寺原くんによる豆知識でした。(なかなかマニアック!)

次は外用薬

まずステロイド薬について、

副作用のことについて目がいきがちなんですが、使い方さえ間違えなければ、劇的な効果が期待できるお薬!薬剤師として、しっかり指導しなければなりません
(>_<)そのときに役立つのがステロイド薬の強弱について、と、部位別吸収率についての知識の知識。このふたつの組み合わせで効果が期待できるのです。だだ、ステロイドの強弱、副作用とは相関しません。

続いて、軟膏とクリームの違いについて。

このふたつ基剤が違うというだけで、薬の効き目は同じです。

軟膏は、油脂性基剤のため、ベタベタして洗い落としにくいのですが、皮膚への刺激が少なく、アトピー性皮膚炎、皮脂欠乏性皮膚炎などのカサカサ肌に適しています。
一方、クリームは、皮膚への刺激は軟膏より強いですが、皮膚への浸透性がよく、洗い落しやすいという利点があります。乾燥している箇所に使用されることが多く、びらんや潰瘍のできたじくじくした患部には適しません。
軟膏とクリームの欠点と利点を考えながら、処方監査して、患者さんへ指導できると良いと思いました。

最後に、アトピー性皮膚炎について、

アトピー性皮膚炎とは、良くなったり悪くなったりを繰り返す、かゆみをともなう湿疹のことです。

アトピー性皮膚炎は乳幼児に多いですが、アトピー性皮膚炎の人は健常児に比べて、肌がかさかさしているという特徴があるので、お風呂上がりなんかに保湿クリーム

を塗るよう指導したり、かゆみがあるので患者さんは夜寝ている間に、無意識に患部を血が出るほどに掻きむしったりされるので、予防のために、手袋をはめて寝るなどを、提案してみると良いんじゃないでしょうか?

アトピー性皮膚炎の
FC(第一選択)はステロイドかプロトピック軟膏(タクロリムス水和物)になります。しかし、アトピー性皮膚炎は憎悪・寛解を繰り返してなかなか治らないので、日常生活を工夫して症状を悪くする原因を取り除き、根気よく治療を続けてもらうよう、患者さんに指導しなければならないなあ、と感じました。





以上、盛りだくさんの第一回新人研修。

講義が終わったあとも、質疑応答・意見交換など、予想以上(!?)に活発に行えて、
新人研修を受動的に行うんじゃなくて、私たち新人が能動的に、新人研修を作っていけたらいいな、と思うのでした。

担当の三木さんわかりやすい講義、私たちのむちゃぶり(!)にも答えて下さり、ありがとうございましたm(__)m