薬剤師の活躍が期待される喘息吸入指導。
その中でも高度な服薬指導が求められる薬剤
パルミコート(ブテゾニド)について
喘息の治療が気管支拡張から気道の炎症の病気が浸透し吸入ステロイド薬の普及により劇的に症状が軽快にした患者さんが増えています。
そんな中で確実な吸入と副作用防止のためのうがいの必要性、少し高度ですがガイドラインに沿った症状別吸入ステロイドの吸入量と回数をよく理解しておくことが薬剤師に求められていることです。
吸入ステロイド薬のシェアをみてみると、
60%フルタイド、25%キュバール、12〜13%パルミコートタービュヘイラー、5%オルベスコとあまりパルミコートは使われません。
それは、まだそこまでパルミコートが広まってないことや、下記の点によって患者様のコンプライアンスが悪い事などがあげられます。薬局で感じるのは患者さんから使いづらいと指摘が多いです。
しかし呼吸器の専門医からはパルミコートの評価派高く使用が増えており、薬局で感じるところとは、大きなギャップがあった。
パルミコートの場合、残り20回になると吸入器の小窓の上に赤い印があらわれ、1番下まで来ると薬剤の使用回数が終了した事を示します。
ここがポイント!!

又、シリカゲルが入っているため薬剤がなくなってもシリカゲルの音を薬と思い使い続けてしまう事、粒子径が小さい分吸った感じがなくしっかり吸えているか不安、1回で数回吸入する際、回数分一気に回すと薬がその分セットされているいと思っている、機械の操作がわかりづらいなどがあげられます。
そこで、アストラゼネカのMRから話を聞きました。
この薬剤の一番の特徴が
「パルミコートの粒子径2.6μg。
他剤(フルタイド5.2μg)と比較にならないほど細かく喘息の炎症部位への到達に最適な粒子径であること。肺の深細部まで到達できる。そのため重度の喘息の方にも、むせることや嗄れ声など少なく使いやすい。」
「添加物が入ってないため安全性が高く妊婦にもまだ使いやすい、親水性が高く肺以外の組織に移行しにくい、気道局所で持続的な抗炎症作用がある。副作用が少ないので思い切って1600μgまで使えドーズが広く、何回も回転しても1回分しか薬がでずオーバードーズにならないこと、」
などが高く評価されているからです。しかしこの事が患者さんの「吸入感が無いので吸えているか不安」という声にもなっています。
では
薬剤師としてどのように服薬指導していけばいいのか?






吸った感じはない(粒子径小さい)が正しく操作すれば吸入できている、だから必要回数以外は吸わない、ここが重要ではないでしょうか。その他回すのは1回でいいという事、音がするのは乾燥剤で薬ではない事です。またステロイドなので途中でやめない事やうがいをする事も必須ですので患者さんの生活リズムに合わせて朝晩の歯磨きの前に吸ってもらえばうがいのし忘れも減るのではないかと思います。
これらの事をうまく伝え、コンプライアンスをいかにあげるかが薬剤師の責任でもあると思います。





