うがい薬のちがいはわかる?
うがいについて、使い分けれてる?

意外に調べない、うがい薬について2年目薬剤師、山田が語ります!!


     

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イソジンのうがいは飲食前にうがいしましょう。
30秒以上うがいしないと菌は死にませんよ。
濃い目に作りましょう。少し甘くなります。

アズノールは飲食後にうがいをすれば、のどの奥に薬が残り効果が持続し、効果がより早く出ます。

≪含嗽薬の分類〜ポビドンヨードとアズレンの違い≫


主なうがい薬には、抗酸化作用をもつアズレンと酸化作用で殺菌するポビドンヨードがある。ポビドンヨードとアズレンがどのように使い分けられているか。

ポビドンヨード

酸化作用の強いポビドンヨードは免疫細胞が放出するフリーラジカルのかわりに細菌やウイルスを攻撃する。このようにポビドンヨードは優れた殺菌作用、殺ウイルス作用をもつ薬剤である。酸化作用をもつ薬剤は、殺菌や感染予防を中心に使用するのが合理的といえる。但し、ヨウ素を含有するため、ヨウ素過敏症がある方は禁忌であり、甲状腺機能に異常がある方には慎重投与となる。そのほか、新生児、胎児はヨウ素の過剰接種により甲状腺機能障害が誘発されるとの報告があり、新生児や妊婦、授乳婦の方に使用する場合にも注意が必要と考えられている。

アズレン


アズレンは抗酸化作用に代表される抗炎症作用、そして治癒促進作用が特徴である。アズレンはもともと薬用植物カモミールの研究からスタートした成分で、カモミールはハーブとしても人気が高く、ハーブの自然治癒力がルーツである。ヨードは殺菌だが、アズレンの場合は炎症や痛みが強い時、創傷がある時に使うのが合理的といえる。アズレンには殺菌作用はないため、風邪の予防には適さないかというとそうではない。フリーラジカル※を消去して粘膜を保護し、炎症を抑えることはウイルスや細菌に対する抵抗力を高める意味で非常に重要だからである。

※フリーラジカルとは、不対電子をもった分子のことで、周囲の生体分子から電子を奪い取って自らは安定しようとするため、電子を奪われた細胞群は酸化し、多大なダメージを受けることになる。炎症部位には大量のフリーラジカルが集まる。

≪アズレンの剤形の種類≫


内服薬(消化性潰瘍治療薬)

アズレンスルホン酸Na(アズノール錠、ノズレン細粒)
〔特徴〕消炎・創傷治癒促進作用
〔適応〕 ①胃潰瘍、胃炎
  
  ②(ノズレンのみ)含嗽咽頭炎、扁桃炎、
   口内炎、急性歯肉炎、舌炎、口腔創傷


アズレンスルホン酸NaL-グルタミン(マーズレン-S顆粒、マーズレン-ES錠)
〔特徴〕組織修復作用、胃粘膜保護作用
〔適応〕胃・十二指腸潰瘍、胃炎

含嗽薬抗炎症作用)
アズレンスルホン酸Na(アズノール錠、アズノールガーグル顆粒、アズノールうがい液、ノズレン細粒)
〔特徴〕消炎・創傷治癒促進、
    ヒスタミン遊離・白血球遊走阻止、抗潰瘍作用


〔適応〕【内服】胃潰瘍、
     胃炎における自覚症状及び他覚所見の改善

     【含嗽】咽頭炎、扁桃炎、口内炎、急性歯肉炎、
       舌炎、口腔創傷


アズレン・NaHCO3配合(含嗽用ハチアズレ)

〔特徴〕
NaHCO3配合による併用効果

〔適応〕咽頭炎、扁桃炎、口内炎、急性歯肉炎、
    舌炎、口腔創傷


トローチ剤(口内炎等治療薬)

アズレン(アズノールST錠口腔用、
アズレミック錠口腔用)


〔特徴〕徐放性挿入錠、創傷治癒促進、消炎作用


〔適応〕咽頭炎、扁桃炎、口内炎、急性歯肉炎、舌炎、
    口腔創傷



点眼薬(非ステロイド性抗炎症薬)
アズレンスルホン酸NaAZ点眼)
〔特徴〕炎症性疾患治療薬
〔適応〕急性・慢性結膜炎、アレルギー性結膜炎、
    表層角膜炎、眼瞼縁炎、強膜炎


塗布薬(皮膚潰瘍治療薬)
アズレン(アズノール軟膏)
〔特徴〕炎症性皮膚疾患治療薬
〔適応〕湿疹、熱傷等によるびらん・潰瘍